飲食業のコロナ倒産、急増の可能性 失業率4%台も

東京・新橋の飲食店街を歩く人たち=4日夜
東京・新橋の飲食店街を歩く人たち=4日夜

 政府が首都圏1都3県に新型コロナウイルス感染拡大に伴う1カ月間の緊急事態宣言を発令したことで、月100件程度に増加している関連倒産がさらに悪化する恐れが出てきた。営業時間短縮を要請された飲食業はかき入れ時の忘年会と新年会の売り上げが蒸発し、資金需要が高まる年度末に向け経営難が見込まれる。倒産が増えれば、これまで踏みとどまってきた雇用情勢も悪化しかねない。

 「1年近くもコロナ禍で制限を受けてきた。夜の営業はもう商売として成り立たない」-。東京商工リサーチが昨年12月に実施したアンケートでは、飲食業経営者から悲鳴が相次いだ。