日曜経済講座

新生英国の不安な船出 FTA合意も3度目のロックダウン ロンドン支局長 板東和正

6日、英議会で新型コロナウイルス感染拡大の状況について説明するジョンソン首相(AP)
6日、英議会で新型コロナウイルス感染拡大の状況について説明するジョンソン首相(AP)

 欧州連合(EU)から完全に離脱した英国の経済に暗雲が垂れこめている。新型コロナウイルスの感染が拡大した影響で、人口の大半を占めるイングランド全域では年明け早々、3度目の「ロックダウン(都市封鎖)」が始まった。昨年11月に実施された2度目のロックダウンで多くの企業が売上高減少などの悪影響を受ける中、3度目は「国内経済への壊滅的なダメージ」(英企業関係者)になりうる。物流の混乱への懸念も続いており、“新生英国”は不安を抱えての船出となった。