ビジネス解読

サムスン、再びのトップ収監で暗雲 スマホにも「強敵」

18日、ソウル高裁に出頭するサムスングループ経営トップでサムスン電子副会長の李在鎔被告(共同)
18日、ソウル高裁に出頭するサムスングループ経営トップでサムスン電子副会長の李在鎔被告(共同)

 旺盛な半導体需要で好調の韓国サムスン電子に暗雲が漂っている。ソウル高裁での差し戻し審で、副会長で同グループ経営トップの李在鎔(イ・ジェヨン)被告が朴槿恵(パク・クネ)前大統領への贈賄罪などで懲役2年6月の判決を受け、再び収監されたためだ。半導体と並ぶ主力事業スマートフォンは米アップルの猛追を受け苦戦を強いられており、トップ不在による経営への影響を懸念する声が出ている。

 サムスンが8日発表した2020年通期の連結決算(暫定)は、本業のもうけを示す営業利益が前期比29・5%増の35兆9500億ウォン(約3兆4000億円)。売上高は2・5%増の236兆2600億ウォンで、増収増益と堅調ぶりを見せた。