経済インサイド

自己PR投稿採用、コロナ禍とユーチューブで急加速 企業やスポーツチームで

コロナ禍での就職活動では、動画採用やオンライン面接の機会が増えている
コロナ禍での就職活動では、動画採用やオンライン面接の機会が増えている

 企業やスポーツチームの採用活動で、応募者が投稿する自己PR動画を採用の判断材料とする動きが急速に広がっている。新型コロナウイルスの感染再拡大のリスクが広がる中、動画投稿サイト「ユーチューブ」の普及も後押しし、採用に利用する機会が増加。面接予約や会場が不要で採用機会も増えるため、応募側と採用側がともに得られるメリットも大きい。ただ、定着するには課題もあるようだ。

 「コロナ禍でオンラインでの働き方が増える中、動画で自分を伝える能力を確認できるのも時代に合っている」。昨年の採用活動で1次選考を応募者から投稿された動画を判断材料に利用したあいおいニッセイ同和損害保険の徳永崇之採用グループ長は指摘する。

 応募者は自己PRや指定された質問に答える動画をスマートフォンなどで撮影し、専用サイトに投稿。それを採用担当者が確認する流れだ。「動画でも学生の表情や人柄はつかめた」と徳永氏。「オンライン面接のように通信環境のトラブルの心配もなく、応募者にとっては他の企業の面接予定とかち合うこともない」とメリットを強調する。