日曜経済講座

サプライチェーンの国産化進める中国 RCEPにも影響か 中国総局 三塚聖平

 中国がハイテク製品に必要な重要部品の国産化へ号令をかけている。半導体などの重要部品を米国など海外からの輸入に頼ってきたが、国内のサプライチェーン(供給網)を強化して自給自足の実現を目指す。

 昨年12月、中国共産党と政府が2021年の経済政策の基本方針を策定する中央経済工作会議が開かれた。習近平国家主席らが21年に取り組む8項目の重点任務を決めたが、2番目に挙げたのは「産業チェーン・サプライチェーンの自主コントロール能力の増強」だ。その中で、サプライチェーンの安全や安定を「新たな発展の枠組み構築の基礎」と位置付け、産業の基礎となる部品、技術、材料の基盤固めを進めると表明した。