経済インサイド

コロナで消費者金融が苦戦 自粛の消費減影響、非対面の新興勢力猛追

 新型コロナウイルス感染拡大が消費者金融業界を苦しめている。外出自粛などで個人消費が鈍り、貸し出しが減っているためだ。一方、業界各社の苦境を尻目に完全非対面、アプリ完結を〝売り〟とする新興勢力が新型コロナを追い風に業績を伸ばし、大手コンビニエンスストアも決済アプリを活用した消費者金融サービスに今夏にも参入する見通しだ。給料日前、街角でサッと用立ててくれた消費者金融はもう時代遅れなのか-。

 日本貸金業協会の統計によると、直近昨年11月の消費者金融による月間の無担保貸付金額は797億4800万円で前年同月比で7・1%の大幅減だった。貸付の減少傾向は前回、緊急事態宣言が発令された同年4月から続いており、最悪期である同年5月の37%超減からみればこれでも改善した。