日曜経済講座

見通し立たぬユーロ圏経済成長 コロナ禍で長引く規制強化 ロンドン支局長・板東和正

3月31日のテレビ演説で、4月3日から都市封鎖を全国に広げると発表したマクロン仏大統領(AP)
3月31日のテレビ演説で、4月3日から都市封鎖を全国に広げると発表したマクロン仏大統領(AP)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フランスやドイツなど欧州の一部で移動規制などが続く中、ユーロ圏の経済成長が鈍化する恐れが強まっている。新型コロナ禍で深刻な打撃を受けた加盟国を支援する欧州連合(EU)の「復興基金」の運用の遅れも指摘されており、景気回復の見通しが立たない。

 フランスは新型コロナ流行「第3波」の深刻化に対応するため、3日からロックダウン(都市封鎖)を全国に広げた。期間は4週間の予定で、必需品販売を除く商店営業、長距離移動が全国で規制される。