コロナ禍、長寿漫画の「3密」作画現場直撃 環境変容のチャンスにも

「ゴルゴ13」が連載52年で休載となった劇画家のさいとう・たかをさん(酒巻俊介撮影)
「ゴルゴ13」が連載52年で休載となった劇画家のさいとう・たかをさん(酒巻俊介撮影)

 劇画「ゴルゴ13」が連載52年で初めて休載するなど、新型コロナウイルス感染拡大防止の影響が漫画業界にも及んでいる。以前からデジタル化・リモート化が進んでいた業界ではあるものの、「ONE PIECE(ワンピース)」をはじめ、スタッフが集結して原稿用紙にペンで手描きする「アナログ」の制作環境を維持する作品も多い。「3密」を避けるため出版社は今後、休載作品が増えることを示唆している。(文化部 本間英士)

「ゴルゴ」苦渋の決断

 「これはショック」「ゴルゴもコロナには勝てなかったか…」「記録維持よりもスタッフの健康を選んだのはえらい」

 8日夜、「ゴルゴ13」休載のニュースがインターネット上で反響を呼んだ。

 同作は昭和43年からビッグコミックで連載。作者のさいとう・たかをさんと10人超のスタッフによる徹底した分業体制で制作され、一度も休載したことがないことで知られる。作画スタッフが集まり、原稿用紙に直接執筆するスタイルを取っている。

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