2020年コロナ禍のドラマ 「逃げ恥」脚本家・野木亜紀子さんに聞く

脚本家・野木亜紀子さん
脚本家・野木亜紀子さん

 新型コロナウイルスの感染拡大は、2020年のテレビドラマ界にもかつてない影響をもたらした。厳しい現実とドラマの間で、作り手は何を思ったか。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」(海野つなみ原作)、「アンナチュラル」などを手掛け、現代を代表する脚本家の一人、野木亜紀子さんに聞いた。(聞き手・道丸摩耶)

 警視庁機動捜査隊を舞台に今年、TBSで放送した連続ドラマ「MIU404」は、2020年の東京五輪直前までの約1年間を描く予定でした。ところが、4月開始予定が新型コロナの影響で6月にずれこみ、五輪も延期に。最終回をどうやって「今」につなげるか考えた結果、マスク姿で警察車両に乗る綾野剛さん、星野源さんが「密!」などと言いながら現場に向かうシーンになりました。