強い連ドラが帰ってきた 年間視聴率ランキングで鮮明に

 長引くコロナ禍で、民放の連続ドラマに復権の兆しが見られている。ビデオリサーチが発表した昨年の年間総合視聴率(関東地区)は、「半沢直樹」(TBS)を筆頭に、「私の家政夫ナギサさん」(同)など15位までにドラマが6本もランクイン。前年と比べるとその強さは一目瞭然だ。再び緊急事態宣言下となった今年の冬ドラマも、制作陣、キャストともに強力な布陣で好調を維持している。(道丸摩耶)

高視聴率ドラマが増加

 録画視聴も含めた「総合視聴率」の年間ランキングで、昨年は15位までに民放の連ドラが4本、NHKのドラマ2本が入った。新型コロナウイルスの影響でスポーツの大型大会がなくなったことが順位を押し上げた面はある。しかし、視聴率そのものを見ても、「半沢直樹」「私の家政夫ナギサさん」「テセウスの船」(いずれもTBS)、「BG・身辺警護人」(テレビ朝日)、「恋はつづくよどこまでも」(16位、TBS)の5本が25%超を記録した。前年の令和元年(平成31年)に25%を超えたのは「ドクターX・外科医 大門未知子」(テレ朝)、「グランメゾン東京(最終回)」(TBS、26・3%)、「あなたの番です・反撃編(最終回)」(日本テレビ、25・0%)の3本で、昨年の民放ドラマが好調だったことは間違いない。