久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

国内疲弊、米朝冷却、南北すきま風…どう出る金正恩氏

会談の冒頭、握手する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=6月、シンガポール(朝鮮中央通信撮影・共同)
会談の冒頭、握手する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(左)とトランプ米大統領=6月、シンガポール(朝鮮中央通信撮影・共同)

 第2回の米朝首脳会談開催への機運が急降下している。米財務省が金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の側近を制裁対象に指定したのを受け北朝鮮は猛反発、トランプ米大統領は「交渉は急ぐことはない」とツイートしたが、関心は冷めたようで発言は激減した。一方の南北関係はすきま風が吹いている。何もできない韓国にいらだつ北朝鮮は、韓国の国防予算にまで口を出す傍若無人ぶりだが、それでも文在寅(ムン・ジェイン)政権は金氏のソウル来訪に執着してモノも言えない情勢だ。そんななか、北朝鮮は確実に疲弊している。

「自立更生」を命じた金正恩氏、頼りはトランプ大統領?

 北朝鮮は9月以降、米国が制裁緩和に動かない中で国内対策を開始。住民に「自立更生の闘争気風を骨身にしみこませよ」との指導を開始したという。

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