中国、広がる「クリスマス禁止」 西洋文化排除に拍車

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12月22日、中国河北省張家口で、クリスマス風の衣装を着てダンスを披露し、年末セールをアピールするアパレル店の関係者ら。中国ではクリスマス関連イベントを禁止する動きが拡大している(AP)

12月22日、中国河北省張家口で、クリスマス風の衣装を着てダンスを披露し、年末セールをアピールするアパレル店の関係者ら。中国ではクリスマス関連イベントを禁止する動きが拡大している(AP)

 中国各地でクリスマス関連のイベント開催や物品販売を規制する動きが年々拡大している。無神論を標榜する中国共産党は党員の宗教信仰を禁止しており、クリスマスが「キリスト教の普及」「西洋文化の浸透」につながるとして警戒感を高める。今年は米中貿易戦争が激化し、愛国主義の高まりがこうした動きを後押ししているようだ。(北京 西見由章)

 河北省覇州市の都市管理行政法執行局は12月20日、小売業者らに通達を出し「サンタクロースやクリスマスツリーなどクリスマス関連商品」の街頭販売を全面的に禁止。通り沿いの店舗がツリーやサンタの装飾をすることも禁じたほか、関連の各種イベントも規制した。23~25日には当局者が集中的にショッピングセンターや広場などを巡視するとした。こうした措置は「国、省、市の手配」によるものだと説明している。

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