「AIハッカー」の脅威、中国すでに実用化か

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パソコンを手に持つ人影。人間の代わりにAIがサイバー攻撃を仕掛けるケースが増えている(ロイター)

パソコンを手に持つ人影。人間の代わりにAIがサイバー攻撃を仕掛けるケースが増えている(ロイター)

 人間のハッカーではなく、AI(人工知能)が自動的にサイバー攻撃を仕掛ける新たな脅威が迫っている。AIのサイバー攻撃は人材の省力化でハッキングの効率を高められるのが特徴だ。休みなく攻撃を続けられ、犯行の時間帯が特定されにくくなることから追跡からも逃れやすい。中国やロシアが先行してAIによるハッキング技術を世界に先駆けて取得。昨年末から、技術が実用化されているとの指摘も上がり始めている。(外信部 板東和正)

暗躍するAI

 「人間のハッカーを取り締まるだけでは、もはや中国の攻撃は防げない」

 昨年12月20日。米司法省が、金融機関や企業などから情報を盗み出したとされる中国人ハッカー2人を起訴したという発表を受けて、米セキュリティー専門家のヒュー・テサラット氏(仮名)がそうつぶやいた。

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