習近平氏が警戒する「灰色のサイ」の暴走 米中貿易協議

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 米国との貿易摩擦で中国経済の減速基調が顕著になる中、習近平指導部が過剰債務問題を始めとする経済リスクに警戒感を強めている。2008年のリーマン・ショック後に深刻化した中国経済のアキレス腱(けん)で、問題が弾ければ致命傷になりかねないからだ。ただ、想定を上回る経済悪化を前に景気対策にも本腰を入れざるを得ず、リスク抑制と景気刺激というブレーキとアクセルを同時に踏む経済運営を迫られている。

「『黒い白鳥』への警戒だけでなく『灰色のサイ』も防がなければならない」

 中国国営新華社通信によると、習近平国家主席は1月21日に北京で開いた会議で、全国の幹部に対してこう強調した。

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