新種オランウータンが絶滅危機 中国資本のダム計画で

Messenger
オランウータンの壁画の前でダム建設に抗議する人々=1日、インドネシア北スマトラ州(AP)
オランウータンの壁画の前でダム建設に抗議する人々=1日、インドネシア北スマトラ州(AP)

 【シンガポール=吉村英輝】インドネシア北スマトラ州の裁判所は4日、環境保護団体が州政府を相手どって求めていた、ダム建設の中止を求める訴えを却下した。中国企業が進めるダムの建設計画地は、2017年に新種認定された「タパヌリ・オランウータン」の生息地で、建設による環境破壊の影響が懸念されている。保護団体は、中国が進める巨大経済圏構想「一帯一路」の一環だとして、中国への抗議運動も展開している。

 現地英字紙ジャカルタ・ポスト(電子版)によると、インドネシアの環境保護団体「ワルヒ」は今年初め、スマトラ島北部のバタントルで進むダム建設の中止を求めて提訴した。同州政府が開発許可を与えたことで環境破壊が進み、希少生物の生息が脅かされると訴えた。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください