習政権に反旗翻す紅二代 中国総局長・藤本欣也

5日、開幕した中国全人代で拍手する習近平国家主席=北京の人民大会堂(共同)
5日、開幕した中国全人代で拍手する習近平国家主席=北京の人民大会堂(共同)

 中国の全国人民代表大会(国会)が今月5日に開幕する直前、習近平国家主席(65)の知人の像が上海に建立されていたことはあまり知られていない。中国メディアが報じなかったためだ。

 知人とは、昨年亡くなった陳小魯氏。軍長老で外相、上海市長も務めた陳毅氏(1901~72年)の息子である。習仲勲元副首相を父親にもつ習氏同様、革命に貢献した高級幹部の子弟を指す「紅二代」「太子党」の代表的人物だった。

 「像は習氏に対する紅二代の不満の表れ。米中貿易戦争で習体制が弱体化した象徴だ」(改革派の政治評論家)との見方がある。一体、どういうことなのか。

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