劇場型半島

伝統の校歌奪う文政権下の「親日狩り」

3月1日、ソウル市内で開かれた「三・一独立運動」100年の政府式典に参加する文在寅大統領(中央)=ロイター  
3月1日、ソウル市内で開かれた「三・一独立運動」100年の政府式典に参加する文在寅大統領(中央)=ロイター  

 韓国の全国の小中学校や高校で校歌を見直したり、変更したりする動きが広がっている。「親日派」の作詞・作曲家がつくった校歌はなくすべきだとの主張からだ。「親日残滓(ざんし=残りかす)の清算」を掲げて旧保守政権の糾弾を続ける文在寅(ムン・ジェイン)大統領の言動とも無縁ではない。だが、日本の統治下に生きた人々を厳密に「独立派」と「親日派」に色分けするのは不可能で、社会にとって大切な価値観を否定する恐れがあることに、文氏を含む多くの韓国人が気づいていないようだ。(ソウル 桜井紀雄)

国民的作曲家なのに…

 校歌の見直しは1月に南西部の光州(クァンジュ)市で「市内の中高13校と大学4校が『親日人名辞典』に収録されている作詞・作曲家4人が手掛けた校歌を使っている」と発表されたのがきっかけだった。

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