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「無実」のトランプ氏、周辺にはなお捜査の手

露疑惑の捜査を行ったモラー特別検察官。報告書の内容が注目を集めている=3月24日、ワシントン(AP)
露疑惑の捜査を行ったモラー特別検察官。報告書の内容が注目を集めている=3月24日、ワシントン(AP)

 ロシアによる米大統領選への干渉疑惑は、最大の焦点となっていたトランプ陣営とロシア側との共謀疑惑が、モラー特別検察官の報告書で認定されなかった。捜査を「魔女狩り」と批判してきたトランプ大統領は、疑惑を追及してきた野党民主党への反攻姿勢を強めて勢いづくが、モラー氏の捜査以外にも周辺ではさまざまな疑惑の捜査などが進んでいるうえ、近く公開される報告書の中身次第では、形勢がさらに変わる可能性もありそうだ。(ワシントン 住井亨介)

「国民は関心ない」

 バー司法長官は3月24日に公表した捜査報告書の概要で、報告書が共謀疑惑については認めず、トランプ氏による捜査への司法妨害疑惑については結論を出さなかったと説明。司法妨害疑惑をめぐる判断を委ねられたバー氏は司法省幹部と協議のうえで、「報告書が司法妨害行為を構成する行動はなかったとみなしていると、われわれは判断した」とした。

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