久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

混乱続く北朝鮮 米朝会談物別れの衝撃は大きかった

9日、朝鮮労働党中央委員会の会合で発言する金正恩氏(朝鮮中央通信=ロイター)
9日、朝鮮労働党中央委員会の会合で発言する金正恩氏(朝鮮中央通信=ロイター)

 2月末にベトナム・ハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わり、発言が注目された北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、今月の最高人民会議でその心情を吐露することになった。いわく、「トランプ米大統領との個人的な関係は両国関係のように敵対的ではなく立派な関係を維持している」。米政府内の対北強硬派を敵対勢力とみなし、「譲歩も妥協もしない」とする一方で、トランプ氏には見えすいた友情を示した。北朝鮮が対話路線を切り捨てられないのは、米国の対決姿勢を恐れているからだ。実は北朝鮮の内部では、ハノイ会談以降、混乱が1カ月以上も続いているという。

箝口令が敷かれた北朝鮮

 ハノイ会談後の約1カ月間、北朝鮮の党幹部らに「箝口令(かんこうれい)」が敷かれていたとされる。

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