台湾総統選表明の鴻海・郭会長 親中姿勢と強い個性に懸念も

16日、台北市内のシンポジウム会場で、記者団の取材に応じる郭台銘氏。赤い野球帽はトランプ米大統領を意識しているとの見方がある(田中靖人撮影)
16日、台北市内のシンポジウム会場で、記者団の取材に応じる郭台銘氏。赤い野球帽はトランプ米大統領を意識しているとの見方がある(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】来年1月11日に投開票される台湾の総統選に最大野党、中国国民党からの出馬を表明した鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘(かく・たいめい)会長(68)が世論調査で支持率が上位となり、次期総統の有力候補に躍り出た。高い経営手腕と米中双方の政財界との人脈が好感されたとみられる。ただ親中派の郭氏には与党、民主進歩党が反発。政治経験がなくアクの強い郭氏の個性も波乱要因となりそうだ。

支持率リード

 世新大学の世論調査センターが郭氏出馬表明の翌18日に公表した緊急調査によると、郭氏は民進党の総統選候補が蔡英文総統(62)の場合、支持率は50.2%対27.1%、頼清徳(らい・せいとく)前行政院長(59)なら42.6%対33.6%で、いずれも大きくリードした。

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