金正恩氏、経済視察も活発化 対米交渉の行き詰まりで苦境

4日、火力打撃訓練を指導した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)
4日、火力打撃訓練を指導した北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】北朝鮮メディアは、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が日本海で火力打撃訓練を指導したのと同じ日に、東部の発電所を視察したと伝えた。対米非核化交渉が行き詰まり、経済再建がままならない中、軍備増強や経済建設に邁進(まいしん)する姿を常に国内外に示し続けねばならない苦しい内情が浮かぶ。今後も程度を調整しながら軍事的挑発に出る可能性がある。

 「朝鮮半島の平和と安定を破壊して情勢を激化させる軍事的妄動にほかならない」。北朝鮮の対外宣伝サイトは5日、米軍が最近、韓国で行った偵察機の飛行や最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」訓練をこう非難し、南北合意や昨年6月の米朝共同声明に「違反する背信行為だ」と主張した。

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