米中貿易摩擦 楽観ムード漂う中国経済に冷や水か

(左から)トランプ米大統領(ロイター)、中国の習近平国家主席
(左から)トランプ米大統領(ロイター)、中国の習近平国家主席

 トランプ米大統領が5日に突如として放った対中関税引き上げツイートが、世界の金融市場を翻弄している。とりわけ米国との貿易協議妥結への期待感もあって楽観ムードが流れていた中国経済には、トランプ氏の豹変(ひょうへん)が冷や水を浴びせる形となった。実際に関税が引き上げられて米国との緊張状態が増すことになれば、中国政府は景気回復シナリオの再考を余儀なくされるとみられる。(三塚聖平)

 「中米貿易関係の緊張がエスカレートし、金融市場の動揺を誘発している」

 香港経済日報(電子版)は6日、中国株式市場の動揺ぶりを伝えた。上海株式市場の代表的な指数である総合指数は6日に前営業日比5・6%安で取引を終えた。下落率は2016年2月以来約3年ぶりの大きさだった。7日には劉鶴(りゅうかく)副首相の訪米予定が発表されたこともあって小康状態を取り戻したが、8日も前日比1・1%安で取引を終えている。

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