解読

米の対中戦略、その本質とは ワシントン支局長・黒瀬悦成

 ■ニクソン訪中以来のパラダイム転換

 ■トランプ政権 軍事に頼らず効果的な圧力実証

 トランプ米政権と中国の習近平体制との間で激化する貿易戦争を軸とする両国の対立は、今や「米中新冷戦」とも称される。トランプ大統領の中国戦略の本質とは何か。それは、米中を対立から和解に導いた1972年のニクソン大統領(当時)訪中以来となる、米中関係の「パラダイム(根本概念)の転換」だ。

                   

 ◆「甘い期待」破綻

 中国の台頭が米経済や安全保障を深刻に脅かしていることに関し、トランプ氏の口癖になっているのが「私は中国を非難しない。非難すべきは中国の台頭を許した歴代米政権だ」というものだ。

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