久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

北朝鮮に迫る飢餓の恐怖 体制維持に不安、高官逃亡情報も

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(ロイター)
北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(ロイター)

 韓国紙の報道で「粛清説」が取り沙汰された金英哲(キム・ヨンチョル)党副委員長と金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長が“健在”であることが相次いで確認された。ただ、高射銃で処刑されたと報じられた米朝協議の実務責任者、金革哲(キム・ヒョクチョル)氏らの安否は不明で、ハノイでの米朝首脳会談が物別れに終わった余波はくすぶり続けている。高官の海外逃亡説や、秘密警察幹部が逃走したとの情報もある。金正恩(キム・ジョンウン)体制は国際社会の目に神経質に反応しているが、体制維持の不安要素は払拭されていない。

粛清は終わったのか?

 金英哲、金与正の両氏はハノイ会談後、約50日あまり動静が不明だったのが、粛清説報道の数日後に相次いで現れた。出方が不自然との指摘もあり、「問責や謹慎を慌てて解いたのではないか」との見方も出ている。

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