湯浅博の世界読解

対イラン戦争は中国に漁夫の利

 ホルムズ海峡近くで日本のタンカーなど2隻が攻撃を受け、続いて米無人偵察機グローバルホークが撃墜されたと聞いて、不安定な時代の記憶が呼び覚まされた。すでにトランプ米政権は、ペルシャ湾に空母打撃群とB52爆撃機を配備しているうえ、今後、最大で12万人規模の配備計画を準備している。

 実際に、中東地域に戦火が広がれば、過去の経験則からしてアジア太平洋の米軍基地はガラ空きになる恐れがある。そこには、米国とイランの軍事衝突を「戦略的好機」ととらえる武装組織のほか、何より全体主義の第三国が息をひそめて凝視している。

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