久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

異例づくしの習近平主席の国賓訪朝 G20直前に「密約」か

20日、平壌国際空港で中国の習近平国家主席(左)と握手する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
20日、平壌国際空港で中国の習近平国家主席(左)と握手する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 1年3カ月で5度目となった中朝首脳会談は、6月20~21日にかけての、中国の習近平国家主席による北朝鮮への異例の国賓訪問のなかで行われた。20カ国・地域首脳会議(G20サミット)に合わせて両国の「血盟」をアピールしたことは、今後の米中や米朝関係にどんな影響を及ぼすのか。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、習氏が滞在した27時間のうち16時間を寄り添い、3回の歓迎式典を催し、習氏を礼賛するマスゲームで破格の歓迎ぶりをみせた。帰国時には空港で、習氏の専用機が見えなくなるまで見送っていたという。会談では「密約」の存在も観測されている。

史上初・異例・破格のオンパレード

 2回にわたった首脳会談に関する報道内容は、中朝で異なる。

 北朝鮮側は儀礼的な内容にとどまるが、中国側は金正恩氏が「忍耐心を持って米国との対話を続ける」と述べたことや、習氏が北朝鮮の安全保障に関し「『力の及ぶ限り手助けする』と語った」(中国国営中央テレビ)と報じるなど踏み込んで伝えた。

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