久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

反日民族主義を煽る文在寅演説 作成者は元運動家たち

7月8日、ソウルの韓国大統領府で会議を開く文在寅大統領(左から2人目)=大統領府提供・共同
7月8日、ソウルの韓国大統領府で会議を開く文在寅大統領(左から2人目)=大統領府提供・共同

 韓国で連日報道される文在寅(ムン・ジェイン)大統領の日本批判が、同国の反日感情を拡大させている。文大統領の発言は、日本に「不当な圧力」を受けたとの怒りと悲壮感がにじみ、対話に応じない「横暴な日本」という構図で描かれている。大統領発言を作成しているのは「運動圏」と呼ばれる学生運動出身の秘書官だ。彼らは「戦略・戦術に長けている」(専門家)とされ、世論を反日民族主義に誘導している。すでに日本大使館前での焼身自殺や釜山日本領事館への侵入事件なども起きており、不測の事例も懸念される。

強硬さと悲壮感増す発言

 「前例のない非常事態に対し、官民による非常事態対応の構築も検討しなければならない。(日本の)政治的目的を憂慮する」

 日本が半導体素材3品目の輸出管理厳格化を発表したことを受け、文大統領が初めて発言したのは7月8日、大統領府首席秘書官・補佐官会議でのことだ。事態を日本の一方的な政治的な挑発による非常事態という印象付けが際立った。

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