中国ウオッチ

ドーピング検査拒否した中国競泳の英雄 豪州選手の批判にメディア猛反撃

水泳世界選手権の表彰式で、中国の孫楊(中央)と一緒に表彰台に上がることを拒否したオーストラリアのマック・ホートン(左)=7月、韓国・光州(AP)
水泳世界選手権の表彰式で、中国の孫楊(中央)と一緒に表彰台に上がることを拒否したオーストラリアのマック・ホートン(左)=7月、韓国・光州(AP)

 ロンドン五輪とリオデジャネイロ五輪の競泳男子で金メダル3個を獲得した中国・孫楊のドーピング疑惑をめぐる騒動が拡大している。7月の水泳世界選手権ではオーストラリアの選手らが表彰台で孫との握手を拒むなどの抗議を行ったが、その後、豪州の女性選手がドーピング検査での陽性反応を受けて同選手権を欠場していたことが判明。中国メディアはここぞとばかりに「偽善だ」と豪州を攻撃している。(北京 西見由章)

表彰台のぼらず握手も拒否

 韓国・光州での水泳世界選手権で、異様な光景が繰り返された。孫楊が4連覇を果たした男子400メートル自由形の表彰式で、2位のマック・ホートン(豪州)が表彰台に上がることを拒否。孫との握手や記念撮影にも応じなかった。ホートンはレース後のインタビューで「彼(孫)のように振る舞う人物とは表彰台をともにしたくない」と語った。

 また孫が制した男子200メートル自由形の表彰式でも、3位のダンカン・スコット(英国)が握手や記念撮影を拒否。孫は表彰後に怒りをあらわにし、スコットを指差して「お前は敗者だ。俺が勝者だ」と威嚇した。

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