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香港、実弾発砲の次に起きること 藤本欣也

 デモ隊に向けて催涙弾を発射する警官隊=25日、香港・新界地区(共同)
 デモ隊に向けて催涙弾を発射する警官隊=25日、香港・新界地区(共同)

 6月から続く香港の混乱で、ついに警官が実弾を発砲する事態が起きた。

 25日夜、広東省深●(=土へんに川)(しんせん)に近い新界地区で、8人ほどの香港の警官が数十人の若者らと対峙(たいじ)していた。しかし多勢に無勢、警官らは走って逃げた。すぐ後ろから鉄パイプを振りかざして若者らが追いかけていく。

 「パーン」。ニュース映像で見ると、1発の銃声が響いた後、若者らの足が止まり、一瞬、静かになった。すぐに4人の警官が拳銃を水平に構えながら反撃に出た。目つきが尋常ではない。銃口を向ける警官の前で両手を広げながら、男性がひざまずいた。「撃たないでくれ」と言っているようだったが、興奮した警官は彼を足蹴(あしげ)にした-。

 香港警察は26日、「生命の危機に迫られて空に向けて発砲した。必要かつ合理的だった」と正当化した。

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