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米中貿易摩擦で燃え上がる「地球の肺」アマゾン

ブラジル・アマゾンで発生した大規模火災(AP)
ブラジル・アマゾンで発生した大規模火災(AP)

 世界最大の熱帯雨林、ブラジル北部アマゾンの大規模火災が、世界の注目を集めている。大量の二酸化炭素を吸収して酸素を吐き出す「地球の肺」がダメージを受ければ、温暖化が加速して世界各地の自然災害を増加させかねない。一部の欧州諸国は、ブラジルのボルソナロ政権が、経済を優先して森林の乱開発を引き起こしているとも批判する。米中貿易摩擦で対中農産物輸出が増加すると見込んだ農家の野焼きが、火災を拡大させているとの指摘もある。

 アマゾンの農場主らは8月10日を「火付けの日」と呼び、乾期で燃えやすいアマゾンの樹木に、一斉に火を放ったとされる。開拓のための野焼きだ。英紙ガーディアン(9月1日付、電子版)によると、1万カ所以上で新たな火災が発生して樹木が燃え広がり、一帯に煙が上がったという。

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