ユネスコ「世界の記憶」改革で韓国孤立 中露は日本同調

ユネスコのアズレ事務局長(AP)
ユネスコのアズレ事務局長(AP)

 【パリ=三井美奈】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」改革案を検討する作業部会では、「政治利用の阻止」を掲げる日本を中国やロシアなど多数が支持し、「韓国は孤立する場面が目立った」(外交筋)という。ユネスコは改革のため2年間、新規申請を受理しておらず、制度再開の遅れに不満を示す国も出てきた。

 世界の記憶改革は2015年、中国の「南京大虐殺文書」が登録されたのを機に日本が主張してきた。専門家で作る諮問委員会が非公開で行う従来の審査方法では、登録という「お墨付き」で文書内容を正当化しようとする「政治化」が防げないためだ。だが、作業部会で中国は日本に同調し、加盟国の審査参加で、制度を透明化すべきだという方針を支持した。

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