久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

カラオケ店を北朝鮮全土で閉鎖 金正恩氏、情勢変化に焦りか

9月6日、満面の笑みで「第14回全国教員大会」参加者の歓迎を受ける金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)
9月6日、満面の笑みで「第14回全国教員大会」参加者の歓迎を受ける金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

 北朝鮮で、金正日(キム・ジョンイル)前指導部時代に各都市に作られた「カラオケ店」全店が数カ月前から閉鎖され、平壌など都市の食堂では席と席を仕切るつい立てが使用禁止になったという。不満分子による不穏な動きを警戒する金正恩(キム・ジョンウン)指導部が、「密談場所」を狙い撃ちしているようだ。韓国で北朝鮮情報を分析している「北朝鮮戦略センター」の姜哲煥代表が、北朝鮮国内の異様な情報統制ぶりを来日講演で明らかにした。

疑心暗鬼にさいなまれる金正恩氏

 「北朝鮮は息が詰まる世界だが、いままでは庶民の楽しみにカラオケがあった。(ところが、)別に外国の歌を歌っているわけでもないのに、金正恩(朝鮮労働党委員長)は今春から全土でカラオケ店をなくした。北朝鮮のカラオケ店は(金正恩氏の父である)金正日が作ったが、いまは社会の統制が金正日時代の10倍厳しくなった」

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