国際情勢分析

「ファイブアイズ」が日仏独と連携拡大 宇宙分野などで中露に対抗

中国の甘粛省で7月に打ち上げられたロケット。中国は宇宙における軍事力強化を進めている(ロイター)
中国の甘粛省で7月に打ち上げられたロケット。中国は宇宙における軍事力強化を進めている(ロイター)

 機密情報を共有する枠組み「ファイブアイズ」を構成する米英豪とニュージーランド、カナダのアングロサクソン系5カ国が、友好国との連携に積極的になっている。軍事的覇権を目指す中国の脅威が宇宙やサイバーといった領域でも拡大していることが背景にある。ただ、情報機関は機密情報の共有者が増えることへの警戒感が強く、情報漏洩のリスクも伴う。

 米軍で宇宙空間での作戦行動を統括する「宇宙統合軍」の幹部は、9月にメリーランド州で開かれた会合で、ファイブアイズのメンバー国との連携を重視する姿勢を示し、「フランスやドイツ、日本」とも協力していくことを指摘した。同幹部は、小型衛星の防衛に取り組む考えも明らかにした。

 米国がファイブアイズの国だけでなく日仏独などと協力を図るのは、中国やロシアが宇宙空間における攻撃能力を高めているためだ。

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