30年前の「ベルリンの壁」崩壊を、プーチン・ロシア大統領は東ドイツのドレスデンで迎えた。十代の頃から憧れていた旧ソ連国家保安委員会(KGB)の諜報員としてである。
「壁」崩壊に勢いづいた市民はドレスデンでも、東独の秘密警察「シュタージ」(国家保安省)やKGBの施設に押し寄せた。群衆のKGB突入は阻止したものの、プーチン氏らは昼夜を問わず、保管されていた膨大な機密文書を焼却炉で燃やし続けた。
30年前の「ベルリンの壁」崩壊を、プーチン・ロシア大統領は東ドイツのドレスデンで迎えた。十代の頃から憧れていた旧ソ連国家保安委員会(KGB)の諜報員としてである。
「壁」崩壊に勢いづいた市民はドレスデンでも、東独の秘密警察「シュタージ」(国家保安省)やKGBの施設に押し寄せた。群衆のKGB突入は阻止したものの、プーチン氏らは昼夜を問わず、保管されていた膨大な機密文書を焼却炉で燃やし続けた。