ガダルカナル島で中国企業が旧日本軍慰霊碑の土地買収 将来の慰霊に不安も

 【台北=田中靖人】先の大戦で日本側に2万人近くの死者を出した南太平洋ソロモン諸島のガダルカナル島で、旧日本軍の慰霊碑が設置された土地が中国企業に買収されたことが5日までに分かった。水産物の養殖場が建設される可能性があるといい、関係者や遺族は将来の慰霊に影響が出ないか不安に感じている。

 慰霊碑は、ソロモン諸島の首都ホニアラ東部にある国際空港脇の川「アリゲーター・クリーク」の河口近くに置かれている。当時はイル川と呼ばれ、同地では1942(昭和17)年8月、米軍に奪われた飛行場を奪還するために上陸した一木清直大佐率いる一木支隊の先遣隊916人が米軍と激しい戦闘になり、一木大佐を含む777人が死亡した。碑には「一木支隊奮戦之地」と刻まれている。

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