三井美奈の国際情報ファイル

ドイツから欧州の主役狙う“メルケル女子” 男の政治に変化の風

 ドイツ政治はメルケル首相の退任を控え、主役交代の時を迎えた。「次の首相」の最有力候補、アンネグレート・クランプカレンバウアー国防相(57)、欧州委員会のウルズラ・フォンデアライエン次期委員長(61)のほか、社会民主党(SPD)や緑の党など有力政党のトップは軒並み女性である。日本以上に男性社会だったドイツは、短期間でなぜ変わったのか。

地方からの起用

 まずクランプカレンバウアー氏を紹介しよう。ドイツ人にとっても長い名前なので、イニシャルからAKKと呼ばれる。首相の与党・キリスト教民主同盟(CDU)の党首。フランス国境にあるザールラント州の炭鉱街で生まれ育った。

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