久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

GSOMIA破棄で韓国が失うもの、得るもの

ソウルで記者会見するトランプ米大統領(左)と韓国の文在寅大統領(AP=6月30日)。韓国が日本とのGSOMIA破棄を決めたことが、米国の対韓不信感を強めている
ソウルで記者会見するトランプ米大統領(左)と韓国の文在寅大統領(AP=6月30日)。韓国が日本とのGSOMIA破棄を決めたことが、米国の対韓不信感を強めている

 日米韓3カ国の軍事面での連携をつないできた日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)は、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が延長しないとの決定を撤回しない限り、23日午前0時をもって白紙となる。トランプ米政権からはこれまで、国務長官や国防長官をはじめとする高官が続々と訪韓し翻意を促してきたが、韓国が応じる可能性は低い。日本による半導体材料の輸出管理強化に対する対抗策として、GSOMIA破棄というまったく筋違いの措置を繰り出した文政権は、米国の安保戦略からの離脱という「自滅の道」を、自ら望んで歩んでいるかにみえる。

「任期後半に花咲かせる」

 2017年5月の就任から約2年半を迎えた文大統領は11日、高官会議で5年間の任期の後半に向けた抱負を語った。

 「任期前半に種をまいて芽を育てたとすれば、後半は花を咲かせて実を結ばなければ」

 一体、どんな花を咲かせ、何の実を結ぼうというのか。

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