ウイグル再教育施設、実態は「刑務所」 厳格監視で脱走防止、思想教育徹底 流出文書で判明

中国新疆ウイグル自治区の「職業教育訓練センター」のフェンス脇を歩く人々=2018年9月(ロイター)
中国新疆ウイグル自治区の「職業教育訓練センター」のフェンス脇を歩く人々=2018年9月(ロイター)

 【北京=西見由章】中国の新疆ウイグル自治区各地で少数民族ウイグル族らを強制収容しているとされる「職業技能教育訓練センター」について、国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)が中国当局の内部文書を入手、公開した。計100万人以上収容と指摘されてきた同センターの運営方針などを記載した文書を読み解くと、当局主張の「寄宿制の学校」(同自治区幹部)とは程遠く、犯罪者ではない人々の自由を奪う生々しい人権侵害の実態が浮かび上がった。

 公開された文書は、同自治区共産党委員会が2017年に出した通達「職業技能教育訓練センター工作の強化と規範化に関する意見」。まず通達は「絶対に逃亡や騒ぎ、職員襲撃、死亡事件の発生を許さない」と強調し、訓練センターの「絶対安全」の確保を求めている。

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