久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

GSOMIA破棄撤回で「四面楚歌」 文在寅氏を中核支持層が非難

22日、ソウルの韓国大統領府で開かれた会合でGSOMIAに関する報告を受ける文在寅大統領(韓国大統領府提供・共同)
22日、ソウルの韓国大統領府で開かれた会合でGSOMIAに関する報告を受ける文在寅大統領(韓国大統領府提供・共同)

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権が、破棄するとしていた日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を一転して維持したことに、支持層から厳しい批判が浴びせられている。主力支持団体からは「納得できない」「政府を糾弾する」との声明も出た。韓国政府は日本側の発表内容を「事実に反する」として非難したが、支持離れを防ぐための「国内世論向けのパフォーマンス」(韓国人ジャーナリスト)との見方がもっぱら。GSOMIA問題は文政権の岩盤支持層を崩し始めたようだ。

■支持団体からの「恫喝」

 韓国で日本製品不買運動を率いているのは「安倍糾弾市民行動」という団体で、約680の進歩派組織が全土から参加している。この団体が11月23日、文政権が日本へのGSOMIA終了通告の「効力停止」を決定したことを非難する声明を出した。

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