久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

「ロケットマン」に戻った金正恩氏 米朝の応酬が再燃 

6月、板門店で握手を交わすトランプ米大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(ロイター)
6月、板門店で握手を交わすトランプ米大統領(右)と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(ロイター)

 北朝鮮が米国との非核化交渉の期限とした年末が迫るなか、北朝鮮の国連大使は7日、「非核化は交渉のテーブルから下ろされた」と語って米国を揺さぶった。これに先立つ3日にはトランプ米大統領が「必要なら軍事力を使う」と言及している。“チキンレース”化の様相が強まる米朝交渉はどこに向かうのか。

 北朝鮮は今月後半に開かれる朝鮮労働党中央委員会総会で新しい対米方針を示す可能性が高い。双方のリーダーともに言動が予測不能なだけに、クリスマスをメドに緊張が高まりそうだ。

白頭山を白馬で…

 朝鮮中央通信は今月4日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が、中国との国境にある白頭山を白馬で登ったと報じた。

 北朝鮮の聖地である白頭山は、「重要な政策決定」の象徴となっており、金正恩氏は2013年におじの張成沢(チャン・ソンテク)氏を処刑する際にも登っている。

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