石平のChina Watch

路線変更した中国紙社説の意味

香港で行われた8日の反政府デモでは「昨日の新疆・チベット」「今日の香港」「明日の台湾」と記されたのぼりも掲げられた(藤本欣也撮影)
香港で行われた8日の反政府デモでは「昨日の新疆・チベット」「今日の香港」「明日の台湾」と記されたのぼりも掲げられた(藤本欣也撮影)

 今月6日、中国共産党機関紙の人民日報系「環球時報」は米中対立に関する注目の社説を掲載した。まず、一部のアメリカエリート層が米中関係を徹底的に潰して米中両国を「新冷戦」に引きずり込もうと画策している、と断定した上で、中国はどう対処すべきなのか、について提言した。

 曰(いわ)く、中国は米中対立の深刻化を避けるべく、対立をあおる「一部のアメリカ人のたくらみ」を徒労に終わらせるべきだと。つまり一部のアメリカ人が米中間に「新冷戦」を持ち込もうとするなら、われわれはこの手に乗らず、冷戦から遠ざかった方がよい、という論調である。

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