台湾の選択

(中)「韓粉」が映す社会の分断 ネットが拍車

台湾総統選に敗れ、敗戦の弁を述べる国民党の韓国瑜・高雄市長(右から4人目)=11日、高雄市(共同)
台湾総統選に敗れ、敗戦の弁を述べる国民党の韓国瑜・高雄市長(右から4人目)=11日、高雄市(共同)

 「再集計、再集計だ!」

 台湾の最大野党、中国国民党の総統候補、韓国瑜(かん・こくゆ)高雄市長が11日深夜、敗戦の弁を述べると、選挙結果に激高した支持者から大声が上がった。史上最多817万票で当選した蔡英文(さい・えいぶん)総統と韓氏との差は265万票、得票率は18・5ポイントの大差がついた。それでも熱狂的な「韓粉(韓ファン)」は納得しなかった。当局は暴動に備え、多数の警察官を配備していた。

 韓粉は推計120万~300万人。昨年春の予備選中、韓氏が全土で開いた集会に特定の6万人が毎回、参加していたとの分析もある。戦後に中国大陸から台湾に来た「外省人」のうち、退役軍人や公務員、低所得者が多いとされる。

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