矢板明夫が見た台湾・総統選 就任式にらみ中国の圧力増大か

 11日に投開票が行われた台湾の総統選で、中国が台湾独立志向と見なす現職、蔡英文氏が圧勝した。しかし、同日夜に発表した勝利宣言と記者会見で、中国を刺激しないように慎重に言葉を選んでいる蔡氏の姿が目立った。民主進歩党関係者は「5月20日の就任式までに、中国による軍事的、外交的圧力が一層強まるとみられ、暴走の口実を中国に与えないよう、今は我慢のときだ」と説明している。 (台北 矢板明夫)

 中国が莫大(ばくだい)な資金と人を投入した総統選の介入が失敗した。メンツが丸潰れとなった習近平指導部は、対台湾政策をより高圧的に転換するのではないかと台湾側が警戒している。

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