久保田るり子の朝鮮半島ウオッチ

強硬路線の金正恩氏 米朝交渉「3つのシナリオ」とは

北朝鮮の昌麟島防御隊を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)
北朝鮮の昌麟島防御隊を視察する金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮中央通信=共同)

 米朝協議が新たな局面を迎えた。北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は昨年末、党中央委員会総会で2000人の幹部を前に核武力増強と対米強硬路線への転換を表明、「厳しくも長い闘争を決心した」と述べた。米国に対しては「われわれの要求を受け入れないなら、対話はない」(11日、金桂寛(キム・ゲグァン)外務省顧問)と宣言した。米側は「北朝鮮への対し方に変化はない」(ポンぺオ国務長官)としているが、北朝鮮はいま、ハリネズミのように相手を威嚇している。これから予測される米朝「3つのシナリオ」とは-。

米朝協議は破綻した

 2年近く続いた北朝鮮の対話攻勢と米朝首脳会談を含む「非核化対話」は政治ショーに終わり、すでに破綻したとの見方が大勢となっている。

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