中東欧の「一帯一路」熱に変化の兆し チェコで中国への逆風強まる 

プラハの観光名所「レノンの壁」には、チベットや香港の人権重視を訴える書き込みが相次ぐ(三井美奈撮影)
プラハの観光名所「レノンの壁」には、チベットや香港の人権重視を訴える書き込みが相次ぐ(三井美奈撮影)

 中国接近を進めてきた中欧チェコが姿勢を変え、中国と距離を置き始めた。期待外れの投資に失望が広がり、威圧的な外交姿勢に反発が高まる。巨大経済圏構想「一帯一路」を歓迎してきた中東欧諸国で、変化の兆しが見える。(プラハ 三井美奈)

 チェコのゼマン大統領は今月12日、北京で今春予定される中国-中東欧諸国の首脳会談への欠席を表明した。地元メディアで「中国が、投資で約束を守らなかった」ことへの不満が理由だと述べた。

 首都プラハは北京と姉妹都市協定を解消し、13日に台北と協定を締結。外務省高官は「一つの中国」の原則は不変としながら、「市の決定には介入しない。われわれも台湾とはよい関係を築きたい」と述べ、中国側の抗議を意に介さない。

有料会員向け記事こちらは有料会員記事です (会員サービスについて)

産経ニュース会員(無料)に登録している方は、ログイン後に有料会員登録を行ってください