新型肺炎

習氏の国賓訪日に「数カ月」延期論 「時間との競争」と危機感

中国・武漢の病院で新型肺炎の患者の対応に当たる医療従事者=25日(画像の一部を加工しています)(共同)
中国・武漢の病院で新型肺炎の患者の対応に当たる医療従事者=25日(画像の一部を加工しています)(共同)

 【北京=西見由章】中国で発生した新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大は、習近平国家主席が4月に予定している日本への国賓訪問など中国の重要な外交日程や政治日程にも大きな影響を与えそうだ。中国の専門家からは2月に感染拡大のピークを迎えるとの観測も出ているが、2003年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)は発生から流行の収束までに半年以上を要しており、予断を許さない状況だ。

 日中両政府は習氏訪問の時期を4月上旬とする方向で調整している。中国が新型肺炎の感染拡大を押さえ込むために都市の封鎖や国内外への旅行の制限など強硬な対応に踏み切ったことについて、ある中国人研究者は「政府は習主席の訪日日程も念頭に厳しい措置をとっている」とみる。3月前半には感染を収束に向かわせ、中国国内の状況をある程度安定させた上で、重要な外交イベントを迎えたい考えがあると指摘した。

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