武漢市の初動遅れ 「健康」都市のイメージダウンを懸念 

中国・武漢で新型肺炎の患者に対応する医療従事者ら=27日(新華社=共同)
中国・武漢で新型肺炎の患者に対応する医療従事者ら=27日(新華社=共同)

 【北京=西見由章】世界中で感染拡大が続く新型コロナウイルスによる肺炎は、発生源となった湖北省武漢の地元当局がウイルス拡散の封じ込めに失敗した「人災」との見方が国内で強まっている。省都の武漢は北京や上海などの「一流都市」に次ぐ「新一流都市」の建設を掲げ、健康産業の発展計画も打ち出しており、イメージダウンへの懸念が初動の遅れにつながった可能性がある。

 武漢市が原因不明の肺炎感染について初公表したのは12月31日。この際、「多くの患者は華南海鮮市場と関連がある」「人から人への感染を示す明確な現象はない」と説明したため、市民の間で感染は限定された状況下でしか起こらないとの認識が広がった。

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