論点スペシャル

英のEU離脱 英仏日3人の識者が今後の展望を語る

(左から)パスカル・ジョアンニ氏、マイケル・プロフ氏、鶴岡公二氏
(左から)パスカル・ジョアンニ氏、マイケル・プロフ氏、鶴岡公二氏

 英国が1月31日(日本時間2月1日)、欧州連合(EU)を離脱した。米中が対立し、米欧関係がきしむ中で、欧州統合の歴史を半世紀の間、共に歩んだ英国とEUの離別は日本を含む国際情勢にどのような影響を与えるのか。英仏日の識者が展望を語る。

 ■英、米中間のバランス外交は困難 マイケル・プロフ 英ユニバーシティー・カレッジ・ロンドン(UCL)助教授

 欧州連合(EU)を離脱した英国は将来、経済力が弱まる大きなリスクを抱える。そのリスクの一つが、2月に始まるEUとの自由貿易協定(FTA)交渉だ。ジョンソン英首相は、現状のEUとの経済関係を12月末まで継続する移行期間中にFTA締結を目指すが、達成できる可能性はほとんどないといっていい。

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