中東ウオッチ

ゴーン被告逃亡 中東に広がる「闇のネットワーク」

1月8日、ゴーン容疑者の記者会見場の外で様子を伝える海外メディア=ベイルート(佐藤貴生撮影)
1月8日、ゴーン容疑者の記者会見場の外で様子を伝える海外メディア=ベイルート(佐藤貴生撮影)

 東京地検特捜部は1月30日、会社法違反(特別背任)などの罪で起訴され、保釈中に逃亡した日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告について、入管難民法違反(不法出国)の容疑で逮捕状を取った。レバノンへの逃亡は日本を揺るがす大きなニュースとなり、ゴーン容疑者の所有物件とされる首都ベイルートの高級住宅地の邸宅には各国メディアのテレビカメラが張り付いた。日本メディアの大半が排除された記者会見に至る経過を振り返り、事件の行方を展望した。(ベイルート 佐藤貴生)

情報錯綜の陰で

 「あなたの名前はリストにない」。雨が降りしきる1月8日午後、ゴーン容疑者が共同記者会見を行うベイルートの海岸沿いの施設の前で女性の警備員が記者(佐藤)の問いに答えた。

 門前払いされた日本メディアの間では「入れた社もあるらしい」といった噂が流れ、騒然となった。

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