竹島を考える

ベストセラー『反日種族主義』でも韓国は変わらない 下條正男・拓殖大教授

日韓で話題の『反日種族主義』
日韓で話題の『反日種族主義』

 最悪の日韓関係といわれる中、日本でも李栄薫(イ・ヨンフン)編著の『反日種族主義』がベストセラーになっている。「徴用工問題」「竹島問題」「慰安婦問題」など、日韓のイシューとなって久しい諸懸案に対し、韓国側の「歴史認識」の誤りが大胆かつ率直に指摘されているからだ。そのため『反日種族主義』をめぐって、日韓ともに評論家先生方による毀誉(きよ)褒貶(ほうへん)が続いている。

韓国内でも展開される『反日種族主義』批判

 だが『反日種族主義』で述べられている内容は、すでに日本国内で明らかにされていた事実も多い。それに、「竹島問題」に関連して記述した「独島、反日種族主義の最高象徴」では、韓国側が独島(竹島の韓国側呼称)とする于山(ウサン)島を「幻想の島」とするなど、奇抜な理論を展開して、読者を混乱させている。

 そのため『週刊朝鮮』(ネット版)では、リ・ソンミン氏(朝鮮日報記者)とホン・ソンクン氏(東北アジア歴史財団)から李栄薫批判がなされ、今も論争が続いている。だがリ・ソンミン氏とホン・ソンクン氏も文献が読めておらず、結局は非難・中傷で終わっている。

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